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神戸リカバリー法律事務所



コラム
                                            

  「それは神への祈りにも似て」

 1971年8月7日から9日にかけて第3回全日本フォークジャンボリー(通称 中津川フォークジャンボリー)は開催された。

 当時の若者は、それが行われた、岐阜県の南東部、長野県との県境に位置する木曽川沿いにある山間の町、岐阜県恵那郡坂下町(現在の中津川市)の
椛の湖湖畔を目指した。

 2日目の夕方、数百人にも満たないサブステージで演奏をはじめた吉田拓郎は、なにかに憑かれたように「人間なんて」を延々と歌った。

 その姿に観客は次第に集まり始め、その観客を巻き込んでの歌声が広がっていき、その数はどんどん膨らんでいった。

「人間なんて」の単純な歌詞の繰り返しには呪詛的な要素もあったため、一種のトランス状態が現出、「人間なんて」を2時間近く演奏を続けるうちに熱狂した観客がさらに増え、1000人以上になった(ウィキペディアより)。

“それは神への祈りにも似て”

「ふるさとは愛すべき広島 そこには恋人もいたっけ」「いつの間にやら一人きりで毎日を過ごしている俺ら」「なにもかも捨ててしまったけれど 好きさ広島が 広島へ帰ろう 広島へ帰ろう」「人間なんて 人間なんて 本当の声を聞かせてよ 君の本当の声を」「人間なんて やめてしまいたい」

 フォーク新時代の旗手、我らがカリスマ、吉田拓郎登場の瞬間だった。


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