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神戸リカバリー法律事務所



コラム
                                            

          「土産にもらったサイコロ2つ」

 作詞 岡本おさみ、作曲 吉田拓郎の名曲、「落陽」も大好きな曲の一つです。

旅の途中で出会った青年拓郎と博打(ばくち)打ちのじいさん。

 2人の間に芽生えた友情と別れが近づくにともなって漂う寂寥感(せきりょうかん)。

 苫小牧発、仙台行きフェリー。

沈む夕日とシンクロする情景描写が、見事だ。

「土産にもらったサイコロ2つ 手の中でふればまた振り出しに 戻る旅に陽が沈んでいく」

「あんたこそが正直者さ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして漂うだけ」

「どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ち崩しちまった 男の話を聞かせてよ サイコロ転がして」

 じいさんが渡してくれた土産が「サイコロ」って、と思いますが、博打打ちのじいさんにすれば精一杯の誠意であり、どこかもの悲しい気持ちにすらなります。

 拓郎がテレビで、「ファンから『落陽』ばかり求められるが、自分は常にそれを超えるつもりで歌を作っている。」と話しているのを聞いたことがありますが、ミュージシャンとはそういうものなのでしょうか。

 僕の大好きなもう一つの名曲「人間なんて」も全く歌ってくれなくなった拓郎ですが、体力的なものなのか、「つま恋」等の場のポテンシャルのようなものがあってはじめて成立するものだと考えているのか、それとも常に「人間なんて」を超えようと思って創作活動を続けているからなのか、知りたいところです。

  

  


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