「はじめに」　
　司法試験に合格し、弁護士となって２０年以上が経過しようとしていました。
　ある出来事をきっかけに、それまで見て見ぬふりをしていた、社会的弱者とされる方々、援助を必要とする方々とともに、回復、社会復帰を目指すことが自分に与えられた使命だと感じるようになりました。
　それが新たに法律事務所を設立しようと考えた理由です。
　１番厳しい道かもしれません。
　浅学非才（せんがくひさい、学問・知識が浅く、才能が劣っていること）、未熟者の私にとって荷が重すぎる仕事かもしれません。
　それでも、自らの力の及ぶ限り、精一杯努力してまいりたいと思います。
　最後に、作詞：秋元康さん（わが母校中央大学の先輩でもあります）、作曲：小室哲哉さん、そして、やしきたかじんさんが歌った名曲「その時の空」の中の一節を引用し、社会的弱者とされる方々、援助を必要とする方々、そして何よりも私自身への励ましの言葉とさせていただきたいと思います。

　　　　　　　　　　”　 人は愚かなもの　いくつかの過ちと
　　　　　　　　　　　　弱さを持ち寄って　生きるんだ
　　　　　　　　　　　　頑張れ　偉そうに言えないが
　　　　　　　　　　　　何とかなる　だろう　頑張れ　　　”

　それでは、最愛の生誕地、神戸の港より、紛争、裁判のその先の荒波へ、新生・神戸リカバリー法律事務所出航させていただきたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　何卒よろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 神戸リカバリー法律事務所
> 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表弁護士　藤　田　　滋